このサイトへの想い
「生きる」というテーマに対して関心をもつ人もいればそうでない人もいるので、その時がきたら、ぜひご一緒に考えてまいりましょう。
社会の大きなターニングポイント・価値を問われる
2020年は、新型コロナウイルスの感染拡大により、社会に大きな変化が起きた年となりました。そのなかで、自分の働き方や生き方について考えませんでしたか?
「これからどうしようかな……」「いまの会社に勤め続けていいのかな……」とぼんやりと考えながら、中には職業を変えたり、移住をされたり、自宅用の農園作りを始めた人など社会の変化から価値観を問われる瞬間になりました。
個人のターニングポイント・「今を生きる」
自然災害、別離、出産、起業、など身近なことで日々変わる生きる価値観です。
私の場合は、22才の時に体験した弟との別れでした。朝、兄弟げんかをしながら実家から出社し、帰宅後に1本の電話があって「交通事故でもう息がない」と。
この出来事は「人は簡単にあの世にいくのだから、今を精一杯生きなさい」というメッセージを私に植え付けました。
常に「今を生きる」に関心を持って、起業、海外留学、ヒマラヤ遠征、など、この世の中で1人でも、できることを満喫し、やっと落ち着いてきた40代に家族が増えました。
個人のターニングポイント・「いかに死ぬのか?」
コロナ渦の2020年12月に母が闘病10ヶ月であっという間に他界しました。
悲嘆や悲しみの気持ちとじっくりと向き合うことも必要でしたが、介護、看取り、実家の引き上げ、相続、墓、葬儀などあらゆる手続きが、即決とは言わないまでも、判断に迫られました。
弟のこともあり、ある程度生前から決めていたので楽でしたが、リアルに自分の死を意識する瞬間でした。
人生100年時代とすれば、半分に差し掛かり、ゴール(死)から逆算する生き方を考えた時「いかに死ぬのか」を考えると、くっきりと「どうゴールまで生きるのか?」が鮮やかに浮き上がります。
だからこそ、自分の価値観という確固たる軸が自分の中に整理されていることが大切だと感じています。
少子高齢化の日本は、独身の方も多く、自分自身の看取りや身辺整理と向き合う世の中になるのではと思います。
いきなり、すっきりと出てくるとは限りませんし、抱えているグリーフ(悲嘆や悲しみ)を抱えながらかもしれませんが、それを分かち合えるコミュニティを立ち上げます。
1人でなんとかするよりも、他者の声から触発されて、自分の内なる声と向き合うそんな時間にしませんか?
過去のイベント
2021年12月【人生の旅立ち前後を語る大人の女子会】
なんてことも忘れてくる!だから、こうやって話して、聴いて、感じて、結論がない時間が大切。
丁寧に「ひだ」を広げて満たされる感じで、改めて、自分の心と身体のことや終え方も考えてみる。
終わりを感じると今が鮮明になります。
このような、結論のない会話を楽しむイベントです。
【実施方法】
オンラインもしくは、大阪での対面での不定期開催。
決定次第、本HPにて告知します。
【ファシリテーター】
上智大学グリーフケア研究所在籍、鷺本 晴香
【参加条件】
・人と人との繋がりを大切に出来る方
・上下関係はつくりません
・家族の看取りなど悲嘆や悲しみを分かちあえる方
・講義ではなく、わいわい情報共有の場です
・人と他者を比べないこと
・勧誘など営業される方は参加できません
・性別は問いません